STORY

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文研部に所属する五人、八重樫太一・永瀬伊織・稲葉姫子・桐山唯・青木義文は、奇妙な現象に直面していた。
前触れなく起こった青木と唯の“人格入れ替わり”。。。
それは次々と部員全員に襲いかかり、彼らを異常な日常に放り込む。
戸惑いつつもどこかその状況を楽しむ太一たちだったが、心の連鎖は彼らの秘めた心の傷をも浮かび上がらせ…。
平穏が崩れたその時、五人の関係は形を変える!

第五話 「ある告白、そして死は・・・・・。」

脚本:志茂文彦/コンテ:二瓶勇一/演出:神保昌登/作画監督:本田辰雄、長谷川亨雄、門 智昭/作画監督補佐:山吉一幸/作画監督協力:山下喜光
昼休み、唯に対し自分の思いを改めて真正面から伝えた青木。
2人の様子を太一、伊織、姫子は陰から見守っていた。
そして放課後、文研部の部室にやってきた太一は、伊織と入れ替わったという姫子から
「太一は伊織のことをどう思ってるんだ」と聞かれる。
突然の問いで言葉に詰まりながらも、本心を正直に答える太一。
彼にとって何気ない返事だったのだが、やがてそれがきっかけで思いがけない大事態へ…。

第四話 「二つの想い」

脚本:志茂文彦/コンテ:花札虎南/演出:福多 潤/総作画監督:堤谷典子/作画監督:佐藤麻里那、竹森由加
唯のトラウマ騒動が落ち着いたのも束の間、姫子が体調不良で倒れてしまう。
心配する文研部の仲間たちに対し、大丈夫だと言い張る姫子。
そして彼女は、唯を救おうとした太一の親切心をからかいながらも、
伊織が抱えている悩みも太一が解決したらどうかと提案する。
姫子に流されるまま、2人きりで話すことになった太一と伊織。
わざと明るく振る舞いながらも、伊織は悩み事を語り始める。

第三話 「ジョバーとローブロー」

脚本:志茂文彦/コンテ:島津裕行/演出:永岡智佳/総作画監督:渡辺亜彩美、堤谷典子、野田めぐみ/作画監督:松下郁子、井嶋けい子、木下ゆうき
次第に人格入れ替わりに慣れてきた太一たちだが、
それと同時にお互いの内面に気付き始める。
ある日の放課後、これまで何度か唯と入れ替わった青木の指摘により、
彼女のあるトラウマが露呈されてしまう。
隠し続けてきた内心を知られた唯は激しく動揺し、部室を飛び出していく。
唯の気持ちを察することができなかったと落胆する青木。
一方、太一は唯をどうにかして救えないかと考える。

第二話 「なかなか面白い人間達」

脚本:志茂文彦/コンテ:細田直人/演出:神保昌登/総作画監督:渡辺亜彩美、野田めぐみ/作画監督:瀧原美樹、出野喜則、高橋克之、堤谷典子、氏家嘉宏
文研部の5人の間で、人格入れ替わりが次々と発生するようになった。
唯と入れ替わった太一は身を隠すために女子トイレに駆け込むが、
やましい目的ではないかと唯から疑われてしまう。
そんな困った事態の連続に、困り果てる5人。
そんなとき、彼らの前に<ふうせんかずら>と名乗る存在が現れる。

第一話 「気づいた時には始まっていたという話」

脚本:志茂文彦/コンテ:川面真也/演出:川面真也/作画監督:野田めぐみ、大島美和
八重樫太一たち5人の部員が所属する私立山星高校の文化研究部(=文研部)の部室は、
その日もいつものように他愛のない会話で時間が過ぎていくはずだった。
しかし前日の夜、桐山 唯と青木義文の間で、お互いの体と人格が入れ替わっていたことが発覚する。
2人からそのことを打ち明けられた太一、部長の永瀬伊織、副部長の稲葉姫子はにわかには信じられずにいたが、
それから間もなく、今度は伊織と○○の体が入れ替わってしまって…!?
© 庵田定夏/KADOKAWA エンターブレイン刊/私立山星高校文研部