キングレコード カネコ
7日間連続の「ミチランダム」前半上映イベントも最終日!
千秋楽にご登場いただいたのは
「ミチランダム編」のメインヒロイン・永瀬伊織役の豊崎愛生さんと、
5日目の登壇となる川面監督です!!
伊織が“壊れていく”展開を見せる「ミチランダム編」ですが、
豊崎さんとしては、キャラクターに寄り添って一緒に苦しみながらも
13話までに無かった新しい伊織を演じる楽しさがもあったそうです。
この時点で全17話の収録が終了しているアフレコ現場での
毎回文研部メンバー役のキャスト陣でお互いの演技について
ディスカッションを重ねながらの収録は
異常現象に立ち向かうべく作戦会議をするシーンさながらで
とても楽しく、血が通った良い現場だな、と感じていたということでした。
そんなアフレコ現場をみていた監督は、
キャスト陣の想定以上の悲痛な演技に
当初むしろ自分がキズついてしまった・・・(笑)そうですが、
そんなキャスト陣の意気込みを感じつつ、
さらにヒリヒリとした演出を目指し・・・
可愛い女の子がどんどん壊れていく様を
思い切り痛々しく演出することに喜びを・・・
やがて現場で<ふうせんかずら>と呼ばれるように・・・
ちなみに“人格入れ替わり”、“欲望解放”、
“時間退行”、“感情伝導”の4つの現象では
豊崎さん的に一番イヤなのは“欲望解放”だそうで、
その理由としては
「静かな場での『ひゃっほ~~~い!!』とか、いつもやりたくなってしまうので
抑えられなくなったら山手線の中を騒然とさせてしまいそう」
だそうです。
まさにリアル伊織!
そして文研部メンバー役の皆さんにお伺いしている
『ヒト、キズ、カコランダムのそれぞれのシリーズから
ご自分の演じるキャラクターのベストシーン、もしくはお気に入りのシーン』
というトークテーマで
豊崎さんに選んでいただいたシーンはこちら!
◎ヒトランダムより
5話「ある告白、そして死は・・・・。」より
稲葉の体をかりた伊織が、太一と二人きりで最期の話しをするシーン。
オーディションのときに原作を読んだときから自分が演りたい!と
思っていたシーンです。
実際に伊織を演じてくださったのは沢城さんですが、
私の演りたかった伊織のお芝居を丁寧にくみとって、
素敵に素敵に演じてくださって、
アフレコ時にも、OAで見たときにも、
「ああ~良かった、このメンバーで・・・!」と嬉しかった場面でした。
◎キズランダムより
10話「それを言葉にするということ」より
稲葉んとの欲望解放が起こりつつの対話のシーン。
なんだか泣かせてばっかりでごめんね、稲葉ん。
激しいやりとりのなかであったかさや友情を感じる場面で、演じてて楽しかったです。
この回はBパートがほとんど稲葉んとの激しい会話で、
大変でしたがとっても思い入れのある大好きな回です。
◎カコランダムより
13話「この五人がいれば」より
<ふうせんかずら>の『やり直したいですか?』の問いに
葛藤しつつ、答えをだすシーン。
ずっと迷い続けてきていた伊織が
稲葉んと太一が手を繋いでくれて初めてまっすぐ前を見て、答えがだせたところ。
伊織ちゃんを演じさせていただくなかで光を感じた場面でした。
このシーンについて川面監督からは
ヒト~カコのラストはこのシーンを目指してきていて、
OPの手をとるカットもここを反映しています。
原作と変えて3人並んで手をつないで“立ち向かう”という印象を
強く出せたと思います、とのこと。
そして原作者・庵田先生からも
ヒト~キズ~カコの13話の中から、
永瀬伊織のベストシーンを選んでいただきました!
庵田先生の選んだシーンは・・・
10話「それを言葉にするということ」より
稲葉と伊織が森の中で本音をぶつけ合う中での
『じゃあそんな稲葉姫子が好きなわたしはどうしたらいいいんだよっ!』
と叫ぶシーン。
ということで、寺島さん、金元さん、水島さんに続きまたまたコネクト!
キャストと先生が選んだベストシーンが一致しましたが・・・
【庵田先生からのコメント】
太一・伊織、太一・稲葉、という関係が注目されがちですが、
伊織・稲葉の二人の友情もこの作品の見所な訳です。
「もう結婚しろよ!」と一番思うのは実はこの二人だったり。
イベント後には
MC+出演で全7日間お世話になりました三平×2さんと
制作進行中で多忙の中5日間も登壇していただき、
(現場の皆さんごめんなさい!)
貴重な制作裏話を聞かせてくださった川面監督とご一緒に。
伊織と同じ髪型にしていた豊崎さん、かわいいですね♪
そして実は劇場に足を運んでくださって
来場者の皆さんと一緒にイベントを楽しまれていた庵田先生、
シーンピックアップとコメントをありがとうございました!!
皆さん、お疲れ様でした~!!
「ミチランダム」16話、17話上映イベントレポに続きます!
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